こんにちは。kuma&nomiです。

家で栽培している子宝草に花が咲きました。この子宝草は第三世代であり、これまでの自己最短の2年で咲きました。でも、これまでの子宝草は花が咲いたあとに枯れました。今回も枯れるのでしょうか。

子宝草の花

茎は徒長して60cmにもなりました。

60cmになった子宝草

これ以外にあと2本あります。

徒長したおかげでかなり不安定になり、ふだんは窓辺に置いているのですが、今日はバランスを崩して花の部分が窓ガラスに当たってしまいました。

子宝草の花

子宝草の蜜

気付くと、ガラスに水滴が付いていました。なめてみると甘い味がしました。蜜です。

一般に花の蜜は10%ぐらいしかなく、あとは水分です。確かに、薄い味でした。市販の蜂蜜は80%ぐらいまで濃縮してあります。

花の蜜はショ糖で、ミツバチの唾液の中の酵素で分解され、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)に分解されます。そして、巣の中で水分を自然に飛ばしてかなり濃縮した状態になります。糖の濃度が概ね60%を超えるとカビは生えないので保存食になります。蜂蜜もそういう意味で保存食です。

分子構造

ショ糖
ショ糖

ショ糖が酵素で分解されるとグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)になります。グルコースもフルクトースもα-型、β-型というアノマーが存在します。これらは溶液中では相互に変換可能です。つまり、グルコースは環が開いた状態と、6員環の状態が平衡状態になります。同様にフルクトースは環が開いた状態と5員環の状態が平衡状態になります。この環が閉じる(水酸基がアルデヒド基を攻撃して環化する)時に生成する水酸基が下を向いたα-型と、上を向いたβ-型の2通りができることになります。でも生成する確率は50%と50%ではないのです。不思議ですよね。

α-D-グルコース
α-D-グルコース

β-D-グルコース
β-D-グルコース

α-D-フルクトース
a-D-グルコース

β-D-フルクトース
b-D-グルコース

上のフルクトースは画面に垂直な軸を5員環の面に酸素原子が最も奥になるように載せて180°回転させると、上のショ糖の右側の5員環と同じ官能基の配置になります。切れた部分には水酸基が付くと考えます。

それでは、また。